2012年12月アーカイブ

返済できない借金は

借金が返済できなくなってしまったら、早急に対策を考えなくてはなりません。 どうにか返済をしようと一人で頑張るほど借金がかさみ、どうにも返済できなくなってしまうものですので、自分で限界を見極めなくてはならないでしょう。 そこで、借金の問題を解決する対策としては、債務整理があります。 債務整理は法律家や裁判所を通して行う手続きなので、リスクが少なく、効率よく安全に借金問題を整理することができます。

借金の減額方法

債務整理では借金の減額が可能です。 任意整理、特定調停、個人再生のいずれかを選択して手続きを行います。 任意整理や特定調停では利息分の免除が可能で、個人再生では借金の5分の1もしくは100万円のいずれか多い方の金額まで減額することができます。 債権者を多く抱えており、債務額も多いため、大幅に借金減額をしたいというのなら個人再生がいいですが、債務額がそれほど多くなく比較的簡単に手続きをしたいのなら任意整理か特定調停がおすすめです。

全額免除することもできる

借金の返済が困難になっとき、基本的には借金の減額をしてもらって残債務を返済していくことをお勧めしていますが、収入がなくどうしても返済ができないという場合は、裁判所に申し立てをすることで借金を全額免除してもらうこともできます。 これを自己破産と言います。 自己破産は、資産を金銭に換えて債権者に分配することで債務を免除してもらう方法です。 自己破産なら現時点で抱えているすべての債務を免除してもらうことができるので、まっさらな状態で一から再スタートを切ることができるでしょう。

債務整理の利点とは

債務整理を行う利点は、法律で解決するため後々のトラブルがなく安全に借金を整理できるという点です。 どのような借金問題でも解決でき、いずれの債務整理を選択しても債務者にとって有利な解決をすることができるでしょう。 ただ、もちろんデメリットもゼロではなく、個人信用情報機関に異動情報が登録されることで、手続き後5~10年間は新たな借り入れができないというネックもありますが、それを差し引いてもメリットの方が勝る場合が多いでしょう。

借金でどうしようもなくなったら、まずは相談してみましょう

債務の問題で困って、どうしようもないときは、司法書士を頼ってみましょう。
一度相談してみることをおすすめします。
まずは、司法書士を探してみる方法ですが、メリットやデメリットをわかりやすく流れで、説明してくれているような司法書士がよいでしょう。
司法書士の事務所に相談しにくいというときは、まずは電話してみることをおすすめします。
電話で、相談内容を聞いてみることは良いことだと思います。

債務整理には、いくつかの方法があります。
最も知名度が高い債務整理は自己破産でしょう。裁判所に申し立てをして、免責決定を得ることで、債務を返済する義務が免除されます。
他にも特定調停や任意整理等々の債務整理の方法がありますが、一番穏やかな整理方法が任意整理になります。
任意整理は債務整理の過程で裁判所を経由することなく、弁護士や司法書士に債務整理手続きを一任して、委任を受けた弁護士や司法書士が債権者とその後の債権の処理方法や返済について決定します。
任意整理手続きは債権者と交渉を行う整理法ですから、交渉力により結果が変わってくることになります。経験が豊富な専門家の方が、希望する結果となる可能性が高まります。したがって、経験が豊富な弁護士または司法書士に依頼すると良いでしょう。
任意整理をするにあたって、過去の債務支払いの時に発生している過払い金があるなら、任意整理を委任した司法書士に過払い金返還の手続きも取ってもらいます。
司法書士の業務に一つに、債務整理の一環として過払い金請求返還手続きも行ないますから、債務の任意整理と同時に過払い金請求返還手続きも依頼しましょう。過払い請求をするにあたり、訴訟をするのをいやがるような事務所は避けたほうがよいでしょう。
もし過去に利用した消費者金融などからの借金が、長期間ずっと返済できずに残っているようなら、消滅時効の援用ができることもあります。消費者金融からの借金の時効は、最後に返済をしてから5年で時効となります。ただし、支払督促や訴訟の手続きをとることで、時効期間が10年に延びることもあります。
どのような手続きが可能となるかは、その方の状況により異なります。まずは、無料の法律相談などで、専門家の意見を聞いてみましょう。

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